高校数学の勉強法

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高校数学の勉強法

「高校数学はどうやって勉強したらいいか分からない。」

「勉強しているのに点数が上がらない。」

こういった悩みを抱える高校生は多いと思います。なかなか勉強が結果につながらない中で、だんだんと数学に対して苦手意識を持ってしまうそんなループから脱出するためには正しい勉強法で学習していく必要があります。

今回はそんな勉強法を紹介したいと思います。

※ただし、勉強法は一つではありません。人それぞれにあったやり方があります。今回の記事で紹介するのはその一つだと思って読んでください。

数学が不得意な人の勉強の仕方

まずは、数学が不得意な人の勉強法を見て行きましょう。

数学が不得意な人は以下のような特徴が挙げられます。

  • 計算や記述が雑、途中式を書かない
  • 公式や定理を覚えていない、中途半端に覚えている
  • 自分のレベルに合った勉強をしていない

計算や記述が雑、途中式を書かない

計算や記述が雑、途中式を書かない人は数学が不得意な場合が多いです。答案を丁寧に書かないことで、計算ミスや自分が書いた字を見間違ったりしてしまい、自分がどのようなミスをしたか分からない、点数が伸びないといったパターンに陥りやすいです。まずは答案を自分が見返した時にわかるように丁寧に書くことを意識しましょう。そうすることで後から見返した時に自分のミスなどに気づきやすくなります。

公式を覚えていない、中途半端に覚えている

公式は答案を作る上で大切な道具です。道具の使い方を覚えていなければ、その道具を使うことはできません。また誤った使い方を覚えていれば事故、すなわち大きなミスにつながります。公式や定理を覚えるときは単に暗記するのではなく、どのような場面で使えるのか、使うときはどんな事に注意しなければいけないのかなどといったところまで覚えることが大切です。できればその公式や定理を導出できるところまで覚えると良いです。

自分のレベルに合った勉強をしていない

数学が苦手な人は自分のレベルにあった勉強をしていない人が多いです。例えば、公式を覚えていない人が典型問題を解かずにその応用問題を解いていたりします。前述した通り公式や定理は道具のようなものですが、典型問題は家の部品で、応用問題や入試問題は家のようなものです。道具が使えないのにいきなり家を作ろうとするのは無謀です。道具の使い方を覚え、それで家の部品を作り、それから家が作れるのです。数学の勉強も同様で

「公式の使い方を覚える」

「典型問題を解けるようにする」

「応用問題や入試問題を解く」

といった流れに沿って勉強することが重要です。

数学の勉強法

それでは、どのように勉強したら効率的に得点が上げられるのか見て行きましょう。

1.公式や定理を覚える

ここで大切なのは公式や定理を単に暗記するのではなく使い方まで覚えることです。教科書などで定義を読むだけではいけません。問題を解くことでアウトプットすることが重要です。教科書レベルの問題や計算問題など比較的簡単な問題を解いて覚えて行きましょう。計算力も鍛えられるので簡単な問題であっても丁寧に解くことを意識しましょう。

2.典型問題のパターンを覚える

公式や定理を覚えたら、それに関連する典型問題を解いて解法を暗記して行きましょう。入試問題の多くは典型問題の組み合わせでできています。つまり典型問題の解き方を覚えていれば入試問題にも対応できるようになってくるのです。チャートやFocus Goldといった参考書を使って覚えていくと良いです。この勉強に一番時間がかかると思います。

3.入試問題などの難しい問題に挑戦する

いくら典型問題を解いても入試問題をはじめから解くのは難しいです。入試問題を解く上で重要になってくるのは問題の読解力答案の組み立て力です。問題を解いて30分経ってもをからない場合は思い切って答えを見ながら一行づつ写してみましょう。このとき、模範解答ではどのように考えているのか、問題を解く上で重要なポイントはどこなのか、どんな知識が使われているかなど考えながら移すことが重要です。その次はしばらくしてから何も見ずに同じ問題を解いてみましょう。これを繰り返すことで問題の要点やどのように答案を書いたら良いかだんだんと分かるようになってきます。

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