勉強に挫折した時の対処法
受験勉強をしていくなかで、挫折してしまったり、どうしてもやる気が出ない時があります。
今回はそんな時の対処法を紹介したいと思います。
人が挫折する原因と対処法
私が考えるに受験勉強における挫折のパターンは以下のように分けられると思います。
- わからないことに対し劣等感を抱き、勉強をしたくなくなる
- 目的を見失っている
- 張り切りすぎてモチベーションが続かない
・わからないことに対し劣等感を抱き、勉強をしたくなくなる
受験勉強をしていく上で必ず難しい問題や苦手な教科にぶち当たり、他の人はできるのにわからない、なかなか結果が出ないといった問題に直面することがあります。そんな時、他人に対し劣等感を感じたり、自分はダメなやつだとか考えてしまう人は少なくないように感じます。
受験という競争の中にある環境もそういった負の感情を増やす要因になってしまいます。そういったなかで劣等感や不安を抱えずモチベーションを保つのはなかなか難しいです。
あなたが劣等感や不安を感じたとき、まずはそんな自分を認めてあげましょう。そして、自分の現状を分析してみましょう。自分の得意なことや苦手なこと、今の気持ち、目標などを再確認してみるのです。自分のことを客観的に見ることが苦手な人は先生や親、信頼できる人に相談してみましょう。他人は自分と違う目線で自分のことを見ているので新たな気づきがあるかもしれません。
自分を見つめ直すことで苦手なことやわからないことに対してどう行動を取ればよいかだんだんと見えてくると思います。
自己分析して方針が見えればあとはそれに従って行動するのみです。自分だけで解決するのではなく先生や友達などに苦手なところは聞いて、使えるものはどんどん使っていきましょう。
それでダメならまた分析して新しい道を見つければよいのです。受験は受験までの期間どれだけ結果が出なくても最後に結果を出せれば勝ちなのです。トライアンドエラーを繰り返していきましょう。
・目的や目標を見失っている
単語の暗記などの単純作業を繰り返していると、自分はなんでこれをしているんだろうという気持ちになって勉強がめんどくさくなることがあると思います。
そんな人は勉強がただの作業になり、勉強をする目的を失っていることが多いです。受験で合格するためだろと思った方もいるかもしれませんが、この目標だけでモチベーションを維持するのは難しいです。
もう少し細分化した目標を立てることが重要です。例えば受験で合格するためには共通テストで8割取らなければいけない、8割取るためには英単語を2000語覚えなければいけない、2000語覚えるには毎日20語は覚えなければいけないというように大きな目標から細分化していき、小さな目標を立てるのです。
こうすることによって単純な学習でも目的意識をもって学習することができます。大きな目標は達成するまでに時間がかかります。小さな目標を立て、その目標の達成を積み上げて大きな目標を達成するイメージで勉強してみましょう。
・張り切りすぎてモチベーションが続かない
短期の目標や学習計画を立てる時に張り切りすぎてあまりに無理な計画を立ててしまい、その学習計画が出来ず挫折してしまう人がいます。できない目標は自分の首をしめるだけで何も役に立ちません。
短期の目標や学習計画を立てるコツは現状の自分でもちょっと無理したらできるぐらいの目標を立てることです。簡単すぎる目標もよくありません。ちょっと無理してできた時に人は達成感を覚えモチベーションも保てるのです。
ちょうどいい目標を立てるのは実は結構難しいです。なぜなら自分のできることを知っていなければちょうどいい目標を立てることはできないからです。なので、
- 自己分析
- 計画をたてる
- 計画を実行する
- 計画がどれくらい達成できたか分析する
このサイクルを繰り返すことで自分に適した学習計画を立ててみましょう。
最後に
オンライン家庭教師Cruxでは、上で述べたようなことをサポートしています。勉強や受験に対して悩みや不安がある人はぜひ、ご連絡ください。